夫婦関係に喧嘩は必要?仲良し夫婦のエピソードから学ぶ「衝突の効用」
投稿日:2025年9月29日|カテゴリ:web漫画・夫婦エピソード
💬 喧嘩は夫婦関係のスパイス?
「夫婦は喧嘩するほど仲が良い」という言葉を聞いたことはありませんか?
喧嘩はできれば避けたいものですが、衝突を恐れて何も言わないことの方が、
かえって夫婦関係にとって毒になることもあります。
今回は、私たちの実体験を描いた web漫画エピソード(全3枚イラスト付き)を通して、
夫婦喧嘩が「意外なプラスの効果」をもたらすことをシェアしたいと思います。
① 独身時代の喧嘩:タバコがきっかけ
出会った当初、私が夫に対してつい口走ってしまった一言。
「タバコ吸うところが嫌いやねん!」
当時は、まだお付き合いしていた独身時代のことです。
イラストにはわかりやすくタバコの絵を描いてますが、実際、夫はタバコが苦手なことを知っていた私の前では吸わずに、
1人でいるときに吸っていたようですが、喫煙すると、服がたばこ臭いので喫煙がすぐわかってしまいます。
喧嘩のはずみででた言葉でしたが、お付き合いするうえで、結婚も視野に入れると、タバコを吸うのは体に害しかないので、
本音を隠しても仕方がない、言って嫌われてしまってもしょうがないと思っていました。
ところが、夫は意外にもその一言を真剣に受け止め、
なんとすぐにタバコをやめてしまったのです。

私自身「まさか本当にやめるとは…!」と驚きつつ、 夫の行動力に心を打たれた出来事でした。
② 結婚後の喧嘩:お酒がきっかけ
結婚してからも、夫婦の間でちょっとした衝突はありました。
ある日の喧嘩で、私が言ってしまったのはこの言葉。
「あなたの酒呑みなところが嫌いやねん!」
お酒の席は楽しいものですが、夫はお酒を呑むと倒れるまで吞むくらい深酒していました。
お酒の頻度がほぼ毎日になり、生活習慣や健康面の心配もありました。
喧嘩の末に、夫は今度はお酒をきっぱりやめたのです。
「さすがに続かないだろう」と半信半疑で見守っていましたが、
なんとそこから9年以上、禁酒が続いているのです。

③ 喧嘩を経て「健康的な夫婦」になった
タバコもお酒もやめて9年。
今では会社からも早めに帰宅し、玄関を開けた瞬間に 「ままー!ただいまー!!」と元気いっぱいに声をかけてくれる夫。
健康体そのものです。

苦笑いしつつも、衝突するたびに夫が健康的になっていく姿を見て、 私も心から嬉しく思っています。
🔍 喧嘩は「悪」ではなく「対話の入口」
喧嘩と聞くと、どうしてもマイナスのイメージがあります。
ですが、夫婦関係においては「意見を殺して我慢すること」の方が大きなリスク。
すれ違いや不満が積もると、心の距離はどんどん広がってしまいます。
特に男性は「察してくれないとわからない」よりも、 「はっきり言葉にする」ことでやっと伝わることが多いのです。
今回の我が家のエピソードも、実はその好例でした。
📖 育児や家庭に活かせる学び
- 喧嘩は「相手を変える」のではなく「歩み寄りのきっかけ」
- 言葉に出すことで初めて相手が気づくことがある
- 感情を押し殺すより、適度に意見をぶつけることが健全
- 子どもたちにも「対話の大切さ」を背中で見せられる
もちろん、相手を傷つける言葉は避けたいですが、
「思ったことを率直に言う」ことは夫婦が長く仲良くやっていく秘訣のひとつです。
まとめ:喧嘩するからこそ仲良くなれる
今回紹介したエピソードは、ほんの小さな夫婦喧嘩の一場面です。
ですが、その衝突があったからこそ、健康的な生活習慣が身につき、
夫婦関係もより深まったと感じています。
喧嘩は決して「不仲の証」ではなく、むしろ「相手を思っている証拠」。
みなさんも「言葉にする勇気」を少しずつ持ってみませんか?