1歳息子の徒然絵日記|突っ込まずにおれん日常の一コマ
育児をしていると「なんでそうなるの!?」と思わず突っ込みたくなる瞬間がたくさんあります。今回は、1歳の息子との毎日の中で見つけた小さな笑いと、大きな気づきをまとめました。イラストと一緒に、親として感じたことや子育ての知識も交えて綴ります。
①ルンバくんシバキすぎ

我が家のルンバは、すっかり息子のおもちゃ(いや、敵?)と化しています。
起動音が鳴ると、息子はダッシュで駆け寄り「えいや!」とばかりに叩きにいきます。
赤ちゃんにとっては、動くもの=興味の対象。特に1歳頃は「模倣」と「探索」の発達が盛んになるため、ルンバのように自律的に動く機械は強烈に惹かれる存在なのだそうです(発達心理学によると、ピアジェの「感覚運動期」にあたります)。
大人には困りごとですが、子どもにとっては立派な学びの時間なのかもしれません。
②お茶飲む勢いえぐい!

1歳になった息子は、哺乳瓶を卒業してコップ飲みに挑戦中。しかし飲み方が豪快すぎて、まるで滝行。
一気に飲み込もうとするので「ごほごほっ」とむせることも…。こちらはヒヤヒヤですが、本人は得意げな顔をして「もっと!」とアピールしてきます。
乳児から幼児に移行するこの時期は、「自己主張」と「自立心」がぐんぐん育つ時期。保育学の研究でも、子どもは多少失敗しながら“自分でやりたい”という気持ちを満たすことが大切だとされています。
大人はこぼれても怒らず、そっとフォローするのが◎ですね。
③究極にやめてほしい事案

最近の大問題は「机の上に登る」こと。椅子をのけても、自分で持ってきて登る…。母は何百万回「ダメだよ」と言ったかわかりません。
娘のときは全くなかったので「男の子と女の子の違い?」とも思いましたが、どうやら“気質”や“個性”が大きいようです。
発達心理学の観点では、1歳児は「運動発達の臨界期」。体を動かすことが楽しくて仕方がない時期なので、危険な場所でも果敢に挑戦してしまいます。
大人ができることは「禁止を繰り返す」のではなく、代わりに安全に登れる遊具や環境を用意してあげること。
我が家でもジャングルジムや滑り台を導入してみたら、少し机への執着が減った気がします。
まとめ|突っ込みながらも、成長を見守る
毎日がツッコミどころ満載の1歳育児。親にとってはハラハラの連続ですが、子どもにとっては世界を広げるための大切な試行錯誤の時間です。
「叱る」より「環境を工夫する」ことを意識すると、親も少しラクになれるかもしれません。
そして、思い出をイラストや日記に残すことで、当時の大変さもいつか宝物に変わるはず。今日もまた、突っ込みつつ笑いながら息子の成長を見守っていきたいと思います。
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